プーチン首相の支持率、6年ぶり最低に・・・それでも70%弱
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【3月25日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)首相の支持率が、政府に対する国民の不信感を反映し、2005年以来の過去6年間で最低となった。
24日に発表されたロシアの独立系調査機関レバダ・センター(Levada Center)の3月の世論調査結果で、プーチン首相の支持率は前年1月の78%から、69%に下がった。
同程度の支持率だったのは05年3月の66%で、この時は政府の年金改革制度に反対し多数のデモが起きていた。
とはいえプーチン氏の人気は依然高く、「最も信頼できる政治家」の項目でも、1月の48%からは下げて39%だったものの、首位を保っている。一方、ドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)大統領の支持率も、10年1月の75%から66%に下がり、08年初頭以来で最も低い支持率となった。
ロシアは12年に大統領選を予定しており、プーチン首相が3期目を目指して返り咲きを狙う可能性も取りざたされているが、プーチン首相もメドベージェフ大統領も出馬の意思を明確にしていない。
今回の支持率低下は、前年の食料価格の高騰や、当局者の大規模な腐敗といった動向を反映して、政府に対する国民の不信感が増幅していることを示しており、「国が誤った方向へ進んでいる」と感じている人は、10年1月の調査では32%だったが、今回は42%と10%増えていた。
調査は3月18日~21日に1600人を対象に行われた。(c)AFP
24日に発表されたロシアの独立系調査機関レバダ・センター(Levada Center)の3月の世論調査結果で、プーチン首相の支持率は前年1月の78%から、69%に下がった。
同程度の支持率だったのは05年3月の66%で、この時は政府の年金改革制度に反対し多数のデモが起きていた。
とはいえプーチン氏の人気は依然高く、「最も信頼できる政治家」の項目でも、1月の48%からは下げて39%だったものの、首位を保っている。一方、ドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)大統領の支持率も、10年1月の75%から66%に下がり、08年初頭以来で最も低い支持率となった。
ロシアは12年に大統領選を予定しており、プーチン首相が3期目を目指して返り咲きを狙う可能性も取りざたされているが、プーチン首相もメドベージェフ大統領も出馬の意思を明確にしていない。
今回の支持率低下は、前年の食料価格の高騰や、当局者の大規模な腐敗といった動向を反映して、政府に対する国民の不信感が増幅していることを示しており、「国が誤った方向へ進んでいる」と感じている人は、10年1月の調査では32%だったが、今回は42%と10%増えていた。
調査は3月18日~21日に1600人を対象に行われた。(c)AFP