【3月15日 AFP】仏外務省は15日、パリ(Paris)で同日開催される主要国(G8)外相会合で、東北地方太平洋沖地震とその津波により人道危機に陥り、被災地の原発も深刻な事態となっている日本を救う手だてを協議すると発表した。

 仏外務省スポークスマンは、「(G8の)外相は日本を襲った前代未聞の自然災害がもたらした被害の検討を始める」と述べ、「日本が試練を乗り越えるために(G8が)短期的、中期的、長期的に協力できる事柄について」松本剛明(Takeaki Matsumoto)外相が説明すると付け加えた。

 松本外相は同日、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官とも会談する予定となっている。(c)AFP