【3月6日 AFP】(一部更新)政治資金規正法で禁じられている外国人からの政治献金を受け取っていたことが発覚した前原誠司(Seiji Maehara)外相が辞任する意向を固めたと、6日夜、日本のメディア各社が報じた。

 前原外相が外国人から献金を受け取っていたことが4日に明らかになり、与党・民主党(Democratic Party of JapanDPJ)に対する新たな打撃となっている。前原外相は、子どもの頃から知っている京都市内の在日韓国人の女性から献金を受けていたことを認めて陳謝した。

 前原外相はこの女性から献金を受けていたことは前週になって初めて認識したと述べ、5日には外相を続投する意志を表明していた。野党は、違法行為には厳しい対応が必要だとして、外相の辞任を求める圧力を強めていた。(c)AFP