国連安保理、リビア制裁決議を全会一致で採択
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【2月27日 AFP】国連安全保障理事会(UN Security Council)は26日夜(日本時間27日午前)、リビアの政権幹部の渡航禁止や財産の凍結などを定めた制裁決議を全会一致で採択した。
制裁決議はリビアの最高指導者ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐とその息子4人と娘の6人を含む政権幹部の16人に渡航禁止や財産の凍結を命じている。当初、対象は22人だったが、カダフィ大佐からの離反を政権幹部に促すため、協議の過程で16人に減らされた。
人道に対する罪にあたる継続的かつ組織的な民間人への攻撃が行われているとして、これを国際刑事裁判所(International Criminal Court、ICC)に付託することや、リビアに対する即時の武器禁輸も盛り込まれた。またリビアには人道的な物資の供給や、外国人の保護を求めた。(c)AFP/Tim Witcher
制裁決議はリビアの最高指導者ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐とその息子4人と娘の6人を含む政権幹部の16人に渡航禁止や財産の凍結を命じている。当初、対象は22人だったが、カダフィ大佐からの離反を政権幹部に促すため、協議の過程で16人に減らされた。
人道に対する罪にあたる継続的かつ組織的な民間人への攻撃が行われているとして、これを国際刑事裁判所(International Criminal Court、ICC)に付託することや、リビアに対する即時の武器禁輸も盛り込まれた。またリビアには人道的な物資の供給や、外国人の保護を求めた。(c)AFP/Tim Witcher