【2月26日 AFP】次期米大統領選への出馬が取りざたされているものの、外交分野での経験不足を批判されてきた米保守派の旗手、サラ・ペイリン(Sarah Palin)元アラスカ(Alaska)州知事が3月にインド訪問を計画している。  ペイリン氏の主席顧問レベッカ・マンソール(Rebecca Mansour)氏が23日、マイクロブログ、ツイッター(Twitter)への書き込みで明かしたところによると、3月19日に雑誌「インディア・トゥデイ(India Today)」の年次会議の夕食会で、「わたしの描くアメリカの未来」という題の基調講演を行う方向で予定調整している。 「インディア・トゥデイ」では毎年この会議で、世界の著名人を講演者として招いている。今回ペイリン氏のほかには講演者として、フェミニズムの論客で作家のジャーメーン・グリーア(Germaine Greer)氏、革命でムバラク政権を倒したエジプト反体制派の指導者の1人、モハメド・エルバラダイ(Mohamed ElBaradei)前国際原子力機関(IAEA)事務局長、マンモハン・シン(Manmohan Singh)印首相、インド・カシミール地方分離独立派の強硬派指導者サイード・アリ・ギーラニ(Syed Ali Geelani)師などが招かれている。(c)AFP 【関連記事】ペイリン氏、「わたしが立候補したらオバマに勝てる」