【2月13日 AFP】バーレーンのハマド・ビン・イサ・ハリファ(Hamad bin Issa al-Khalifa)国王は、2001年の国民行動憲章の承認から10周年になることを記念して、国内の各世帯に1000バーレーン・ディナール(約22万円)を支給するよう命じた。バーレーン通信(BNA)が11日に報じた。

 バーレーンでは2001年2月の国民投票で民主化の枠組みを規定した「国民行動憲章」が承認され、2002年2月に改正憲法が公布されて立憲君主国となった。

 チュニジアとエジプトで貧困と失業に起因する反政府デモが起きた中、バーレーン政府は食料品価格の抑制と貧困家庭の支援策も発表している。バーレンではインターネット上で、14日から政治・社会・経済的な改革を求めるデモを行おうと呼び掛けられていた。(c)AFP