反政府デモ続くヨルダン、国王が首相更迭
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【2月2日 AFP】反政府デモが続いているヨルダンで、アブドラ・ビン・フセイン国王(King Abdullah II)は1日、サミル・リファイ(Samir Rifai)首相を更迭し、マルフ・バヒト(Maaruf Bakhit)元首相を後継首相に指名した。
王室は、「バヒト氏の任務は、真の政治改革を早急に実施し、民主化を推進し、国民に安全かつまっとうな生活を保障すること」とする声明を発表した。
この人選に有力野党のイスラム原理主義政党「イスラム行動戦線(Islamic Action Front、IAF)」は反発。同党幹部のザキ・バニ・ルシェイド(Zaki Bani Rsheid)氏は、「バヒト氏は改革を断行できる人物ではない」と批判した。
リファイ首相は最近、国民生活向上対策費として国庫から約5億ドル(約400億円)を拠出したが、首都アンマン(Amman)などでは政治・経済改革を求めるデモがここ3週間続いている。(c)AFP/Ahmad Khatib
【関連記事】ヨルダンでデモ、内閣退陣と政治・経済改革求める
王室は、「バヒト氏の任務は、真の政治改革を早急に実施し、民主化を推進し、国民に安全かつまっとうな生活を保障すること」とする声明を発表した。
この人選に有力野党のイスラム原理主義政党「イスラム行動戦線(Islamic Action Front、IAF)」は反発。同党幹部のザキ・バニ・ルシェイド(Zaki Bani Rsheid)氏は、「バヒト氏は改革を断行できる人物ではない」と批判した。
リファイ首相は最近、国民生活向上対策費として国庫から約5億ドル(約400億円)を拠出したが、首都アンマン(Amman)などでは政治・経済改革を求めるデモがここ3週間続いている。(c)AFP/Ahmad Khatib
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