ウクライナ国営テレビ記者、ウサギ姿で国会に突撃
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【12月23日 AFP】ウクライナ国営テレビの国会担当記者が21日、ウサギのコスチュームを着て「通常業務」を遂行し、ちょっとした騒ぎを引き起こした。
大きなウサ耳のついた白い全身コスチュームでウクライナ最高会議(国会)に現れ、大真面目に国会議員のインタビューに臨んだのは、国営テレビ局のローマン・ビントニフ(Roman Vintoniv)記者。ウサギ・コスチュームの理由は、「国会議員の喜劇めいた振る舞いに対する抗議」だという。
ウクライナ国会では前週、議員たちが殴り合いの大ゲンカを繰り広げ、数人が負傷する事態となった。コミカルに見えないこともないこの大乱闘について、ビントニフ記者は「最高会議がサーカスになったのなら、それを公に認めて、ふさわしい服装で行くべきだ」と皮肉った。
ニュースサイトUkrainska Pravdaによると、国会の広報局は、ビントニフ記者の服装が規定に反しているという理由で立ち入りを禁じようと試みた。しかし、すぐさま報道関係者らから「服装規定など存在しない」との指摘を受け、ビントニフ記者はウサギ姿で通常通りの業務をこなすことが認められた。
ビントニフ記者がウサ耳を揺らしながらロビーで議員らにインタビューする様子は、インターネット上の動画で見られる。もっとも、普段ならインタビューに応じてくれる議員のうち数人は、ウサギ姿のビントニフ記者と話すのを拒否したという。
前週の大乱闘は、職権乱用容疑がかけられているユリヤ・ティモシェンコ(Yulia Tymoshenko)前首相派の野党議員が議場に立てこもったことから発生。パンチだけでなくイスまで乱れ飛び、近年最悪の流血の事態となった。当局は発端となった議員らの起訴も検討しているという。(c)AFP
【参考】
◆Youtubeに掲載された動画、着替え編(ウクライナ語)
◆Youtubeに掲載された動画、取材編(ウクライナ語)
【関連記事】過去にも大乱闘
◆ウクライナ議会、露海軍の駐留期限延長で大パニックに
大きなウサ耳のついた白い全身コスチュームでウクライナ最高会議(国会)に現れ、大真面目に国会議員のインタビューに臨んだのは、国営テレビ局のローマン・ビントニフ(Roman Vintoniv)記者。ウサギ・コスチュームの理由は、「国会議員の喜劇めいた振る舞いに対する抗議」だという。
ウクライナ国会では前週、議員たちが殴り合いの大ゲンカを繰り広げ、数人が負傷する事態となった。コミカルに見えないこともないこの大乱闘について、ビントニフ記者は「最高会議がサーカスになったのなら、それを公に認めて、ふさわしい服装で行くべきだ」と皮肉った。
ニュースサイトUkrainska Pravdaによると、国会の広報局は、ビントニフ記者の服装が規定に反しているという理由で立ち入りを禁じようと試みた。しかし、すぐさま報道関係者らから「服装規定など存在しない」との指摘を受け、ビントニフ記者はウサギ姿で通常通りの業務をこなすことが認められた。
ビントニフ記者がウサ耳を揺らしながらロビーで議員らにインタビューする様子は、インターネット上の動画で見られる。もっとも、普段ならインタビューに応じてくれる議員のうち数人は、ウサギ姿のビントニフ記者と話すのを拒否したという。
前週の大乱闘は、職権乱用容疑がかけられているユリヤ・ティモシェンコ(Yulia Tymoshenko)前首相派の野党議員が議場に立てこもったことから発生。パンチだけでなくイスまで乱れ飛び、近年最悪の流血の事態となった。当局は発端となった議員らの起訴も検討しているという。(c)AFP
【参考】
◆Youtubeに掲載された動画、着替え編(ウクライナ語)
◆Youtubeに掲載された動画、取材編(ウクライナ語)
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