【12月23日 AFP】米上院は22日の本会議で、ロシアとの戦略兵器削減条約「新START」の批准を賛成71、反対26で承認した。

 新STARTは、米露の戦略核弾頭の配備数を2002年に設定された上限数から約30%減の1550発、核運搬手段を計800基に制限する。また、核施設の相互立ち入り検査も再開する。

 新STARTは、ロシア議会の批准を経て発効する。第1次戦略兵器削減条約(START 1)は2009年12月に失効している。(c)AFP/Olivier Knox and Stephen Collinson

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