【12月22日 AFP】韓国軍は22日、北朝鮮との境界から約100キロ離れた韓国東岸沖で同日から25日までの4日間、北朝鮮の潜水艦や警備艇の侵入を想定した軍事演習を実施すると発表した。海軍艦艇6隻とヘリコプターが参加する。

 これとは別に23日には北朝鮮との境界から約20キロの抱川(Pocheon)の射爆場で実弾演習を実施する。陸軍の兵士800人と戦闘機6機、ヘリコプターや戦車、K9自走砲、対戦車ミサイル、多連装ロケット砲などが参加する。

 軍の報道官は、この射爆場としては過去最大の演習になるが、同程度の規模の演習は過去に何度も行っていると述べた。韓国軍は20日にも延坪島(Yeonpyeong-do)で実弾を使った砲撃訓練を行ったばかり。(c)AFP