ベラルーシ大統領選、ルカシェンコ氏4選確実 数万人が抗議デモ
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【12月20日 AFP】旧ソ連のベラルーシで19日に実施された大統領選挙は、現職のアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領が国営テレビONTの出口調査で得票率72.2%と圧倒的な優位に立っており、ルカシェンコ氏の4選は確実とみられる。
一方、首都ミンスク(Minsk)で同日、野党支持者ら数万人あまりが中心部に集結して抗議デモを行った。一部は政府庁舎に流れ込み、ガラスの扉を蹴破るなどしたが、警官隊はデモ参加者を警棒で殴るなど強硬手段で応じ、数百人が逮捕された。
大統領選をめぐっては、野党候補9人が政権側の不正を訴え、ルカシェンコ大統領からの警告にも関わらず、抗議デモを呼びかけていた。
候補者の1人、ウラジーミル・ネクリャエフ(Vladimir Nekliayev)氏も警官隊との衝突で頭部を負傷し病院に搬送された。同氏の陣営によると、重度の脳振とうを起こしたという。
ルカシェンコ大統領について、米政府は「欧州最後の独裁者」と非難している。(c)AFP/Maria Antonova
一方、首都ミンスク(Minsk)で同日、野党支持者ら数万人あまりが中心部に集結して抗議デモを行った。一部は政府庁舎に流れ込み、ガラスの扉を蹴破るなどしたが、警官隊はデモ参加者を警棒で殴るなど強硬手段で応じ、数百人が逮捕された。
大統領選をめぐっては、野党候補9人が政権側の不正を訴え、ルカシェンコ大統領からの警告にも関わらず、抗議デモを呼びかけていた。
候補者の1人、ウラジーミル・ネクリャエフ(Vladimir Nekliayev)氏も警官隊との衝突で頭部を負傷し病院に搬送された。同氏の陣営によると、重度の脳振とうを起こしたという。
ルカシェンコ大統領について、米政府は「欧州最後の独裁者」と非難している。(c)AFP/Maria Antonova