米医療保険改革法に初の違憲判断、オバマ大統領に打撃
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【12月14日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)大統領の肝いりで今年3月に成立した米医療保険改革法について、バージニア(Virginia)州の連邦地裁は13日、国民全員に医療保険の加入を義務付ける条項は違憲であるとの判断を下した。同条項への違憲判断は初めて。
裁判は、同法に反対する同州のケン・クチネリ(Ken Cuccinelli)司法長官(共和党)が、国民に医療保険の加入を義務付け、非加入者には罰金を科す条項は違憲だとして訴えていたもの。
地裁は、条項は連邦政府の権限を超えており、合衆国憲法の通商条項に違反していると判断した。
一方、ロバート・ギブズ(Robert Gibbs)大統領報道官は「われわれは(医療保険改革法が)合憲だと確信している」と述べ、判断に異議を唱えた。
数か月間の激しい議論ののち成立した同法に対しては、多くの州が法廷闘争に持ち込むと言明し、現在、約20件の訴訟が起こされている。 多くの専門家は、最終的には最高裁の判断にもつれこむとの見方を示している。(c)AFP/Lucile Malandain
【関連記事】米医療保険改革法が成立、オバマ大統領が署名
裁判は、同法に反対する同州のケン・クチネリ(Ken Cuccinelli)司法長官(共和党)が、国民に医療保険の加入を義務付け、非加入者には罰金を科す条項は違憲だとして訴えていたもの。
地裁は、条項は連邦政府の権限を超えており、合衆国憲法の通商条項に違反していると判断した。
一方、ロバート・ギブズ(Robert Gibbs)大統領報道官は「われわれは(医療保険改革法が)合憲だと確信している」と述べ、判断に異議を唱えた。
数か月間の激しい議論ののち成立した同法に対しては、多くの州が法廷闘争に持ち込むと言明し、現在、約20件の訴訟が起こされている。 多くの専門家は、最終的には最高裁の判断にもつれこむとの見方を示している。(c)AFP/Lucile Malandain
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