【12月14日 AFP】国営イラン通信(IRNA)によると、マフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領は13日、マヌチェフル・モッタキ(Manouchehr Mottaki)外相(57)を解任し、アリアクバル・サレヒ(Ali Akbar Salehi)原子力庁長官を外相代理に指名した。

 解任の理由は明らかにされていないが、核開発計画をめぐる両者の路線対立が背景にあると見られる。

 モッタキ氏は外交官としての経歴を持ち、2005年8月に外相に任命された。現在セネガルを公式訪問中だ。

 イラン核問題をめぐる国連安保理常任理事国(米・英・仏・中・露)とドイツの6か国との協議は、今月6、7日にスイス・ジュネーブ(Geneva)で再開されたばかりで、来月末にはトルコで再協議することが合意されている。(c)AFP/Farhad Pouladi

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