新内部告発サービス「オープンリークス」、元ウィキリークス協力者が創設へ
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【12月13日 AFP】内部告発ウェブサイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」の元協力者らが近く、新たな内部告発プロジェクト「オープンリークス(OpenLeaks)」を立ち上げる。入手した情報をインターネット上に公開するウィキリークスとは異なり、提携するメディアに直接提供する手法を取るという。
AFPの取材に10日応じた元ウィキリークスメンバーのアイスランド人、ヘルベルト・スノラソン(Herbert Snorrason)氏(25)は、「はっきり言うが、『オープンリークス』という名前で活動することになる」と語った。「これは、情報を集めて自ら公開する1つのウェブサイトではない。匿名で情報をアップロードできるシステムを提供するプロバイダーになる」
AFPが入手した12日放送のスウェーデン公共テレビ局SVTのドキュメンタリー番組「ウィキレベルス(WikiRebels -- The Documentary)」では、やはり元ウィキリークスメンバーのダニエル・ドムシャイトベルク(Daniel Domscheit-Berg)氏がオープンリークスについて、「匿名の情報源から情報提供を受けたい第三者機関のためのサービス」だと説明している。
■情報提供者とメディアを仲介
スノラソン氏によると、オープンリークスと提携したメディアは、自前のサイトに情報を受け取るためのフォルダーを設定する。そこに届いた情報の管理は、そのメディア機関が自ら行い、オープンリークスが「自ら情報を入手したり、直接公開したりはしない」という。
スノラソン氏はすでに11月の時点で、AFPに対し、ウィキリークスに対抗するプロジェクトを立ち上げると明かしていた。
「仮に『A新聞』がわれわれのパートナーとなったとしよう。A社は、匿名で情報提供を呼びかけるリンクを自社サイトに設置できる。人びとはそのリンクをクリックして、匿名性を確保したまま情報を提供することが可能になる。このとき、A新聞が入手した情報を公開しないと決めたとしても、この情報はわれわれの他のパートナーメディアに提供され、公開したいと考えるパートナーがいれば公開されることになる」(スノラソン氏)
スノラソン氏とドムシャイトベルク氏は先に、ウィキリークスの創始者ジュリアン・アサンジ(Julian Assange)容疑者(39)との確執が原因でウィキリークスへの協力をやめた。「ウィキレベルス」の中で2人は、アサンジ容疑者とウィキリークスのサイト運営方針をめぐって対立したことや、個人的に不和があったことなどを語っている。(c)AFP/Marc Preel
AFPの取材に10日応じた元ウィキリークスメンバーのアイスランド人、ヘルベルト・スノラソン(Herbert Snorrason)氏(25)は、「はっきり言うが、『オープンリークス』という名前で活動することになる」と語った。「これは、情報を集めて自ら公開する1つのウェブサイトではない。匿名で情報をアップロードできるシステムを提供するプロバイダーになる」
AFPが入手した12日放送のスウェーデン公共テレビ局SVTのドキュメンタリー番組「ウィキレベルス(WikiRebels -- The Documentary)」では、やはり元ウィキリークスメンバーのダニエル・ドムシャイトベルク(Daniel Domscheit-Berg)氏がオープンリークスについて、「匿名の情報源から情報提供を受けたい第三者機関のためのサービス」だと説明している。
■情報提供者とメディアを仲介
スノラソン氏によると、オープンリークスと提携したメディアは、自前のサイトに情報を受け取るためのフォルダーを設定する。そこに届いた情報の管理は、そのメディア機関が自ら行い、オープンリークスが「自ら情報を入手したり、直接公開したりはしない」という。
スノラソン氏はすでに11月の時点で、AFPに対し、ウィキリークスに対抗するプロジェクトを立ち上げると明かしていた。
「仮に『A新聞』がわれわれのパートナーとなったとしよう。A社は、匿名で情報提供を呼びかけるリンクを自社サイトに設置できる。人びとはそのリンクをクリックして、匿名性を確保したまま情報を提供することが可能になる。このとき、A新聞が入手した情報を公開しないと決めたとしても、この情報はわれわれの他のパートナーメディアに提供され、公開したいと考えるパートナーがいれば公開されることになる」(スノラソン氏)
スノラソン氏とドムシャイトベルク氏は先に、ウィキリークスの創始者ジュリアン・アサンジ(Julian Assange)容疑者(39)との確執が原因でウィキリークスへの協力をやめた。「ウィキレベルス」の中で2人は、アサンジ容疑者とウィキリークスのサイト運営方針をめぐって対立したことや、個人的に不和があったことなどを語っている。(c)AFP/Marc Preel