グアンタナモの閉鎖見送る法案、米下院が可決
このニュースをシェア
【12月9日 AFP】米下院は8日、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が早期閉鎖を公約しているキューバ・グアンタナモ(Guantanamo)米海軍基地のテロ容疑者収容施設について、収容されているテロ容疑者の米領土移送と移送先施設確保にかかる費用の支出を認めない2011年度予算案を、賛成212、反対206で可決した。
法案は、2001年の9.11同時多発テロの主犯格とされる国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)のハリド・シェイク・モハメド(Khalid Sheik Mohammed)容疑者を始めとする収容者の米領土への移送と、米国内の収容施設の確保への米政府の支出を禁じている。
今後、審議は上院に移る。法案が成立すると、オバマ大統領は11年度中にグアンタナモ収容所を閉鎖することが不可能となる。(c)AFP
【関連記事】
「テロ容疑者の無実、ブッシュ大統領も知っていた」、元米国務長官の側近が証言
グアンタナモの閉鎖期限「守れなくなった」、オバマ大統領初めて認める
法案は、2001年の9.11同時多発テロの主犯格とされる国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)のハリド・シェイク・モハメド(Khalid Sheik Mohammed)容疑者を始めとする収容者の米領土への移送と、米国内の収容施設の確保への米政府の支出を禁じている。
今後、審議は上院に移る。法案が成立すると、オバマ大統領は11年度中にグアンタナモ収容所を閉鎖することが不可能となる。(c)AFP
【関連記事】
「テロ容疑者の無実、ブッシュ大統領も知っていた」、元米国務長官の側近が証言
グアンタナモの閉鎖期限「守れなくなった」、オバマ大統領初めて認める