【11月25日 AFP】韓国の金泰栄(キム・テヨン、Kim Tae-Young)国防相が25日、辞任した。

 韓国の大統領府は同日、延坪(Yeonpyeong)島が23日に北朝鮮から砲撃を受けた責任をとるとして金国防相が辞意を表明し、李明博(イ・ミョンバク、Lee Myung-Bak)大統領がこれを受け入れたと発表した。

 金国防相は24日、戦闘機で報復すべきだったと主張する複数の国会議員から、韓国軍の反撃は不十分だったとして厳しく批判されたが、航空戦力を投入すれば本格的な戦争につながるおそれがあったと釈明していた。金国防相はことし3月の韓国哨戒艦の沈没でも批判されていた。(c)AFP