菅首相、中国への謝罪・賠償を拒否
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【9月26日 AFP】時事通信(Jiji Press)などによると、尖閣諸島(Senkaku Islands)沖で起きた中国漁船と海上保安庁の巡視船の衝突事件で日本が中国人船長を拘束したことに対し、中国側が謝罪と賠償を求めていることについて、菅直人(Naoto Kan)首相は26日、拒否する考えを示した。
菅首相は都内で記者団に対し「尖閣諸島はわが国固有の領土だ。謝罪、賠償は考えられない。全く応じられない」と述べた。
中国政府は日本に対して謝罪と賠償を繰り返し要求し、船長拘束は「違法」だと主張しつつも、「戦略的互恵関係を堅持した」対話と話し合いを通じた問題解決が必要とも触れている。
7日に尖閣諸島沖で中国漁船と海上保安庁巡視船が衝突し、翌8日に公務執行妨害容疑で海上保安庁が逮捕した中国人船長は24日、処分保留のまま釈放された。政府は釈放は検察の判断だとして、政治介入はなかったとしている。(c)AFP
菅首相は都内で記者団に対し「尖閣諸島はわが国固有の領土だ。謝罪、賠償は考えられない。全く応じられない」と述べた。
中国政府は日本に対して謝罪と賠償を繰り返し要求し、船長拘束は「違法」だと主張しつつも、「戦略的互恵関係を堅持した」対話と話し合いを通じた問題解決が必要とも触れている。
7日に尖閣諸島沖で中国漁船と海上保安庁巡視船が衝突し、翌8日に公務執行妨害容疑で海上保安庁が逮捕した中国人船長は24日、処分保留のまま釈放された。政府は釈放は検察の判断だとして、政治介入はなかったとしている。(c)AFP