カーター氏、拘束の米男性と北朝鮮を出国 核協議再開を伝達か
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【8月27日 AFP】(写真追加)訪朝していたジミー・カーター(Jimmy Carter)元米大統領は27日、北朝鮮に拘束されていた米国人アイジャロン・マーリ・ゴメス(Aijalon Mahli Gomes)氏(30)とともに平壌(Pyongyang)を出発した。カーター氏の率いるNGO「カーター・センター(Carter Center)」と中朝メディアが明らかにした。
カーター・センターの声明によると、カーター氏の要請を受け、北朝鮮の金正日(Kim Jong-Il)総書記がゴメス氏に特赦を与え、釈放が実現したという。朝鮮中央通信(Korean Central News Agency、KCNA)は、「不法入国者の釈放は朝鮮民主主義人民共和国の人道主義と平和愛好的な政策の顕現だ」と報じた。
韓国で英語を教えていたアフリカ系米国人のゴメス氏は今年1月、許可を得ずに中朝国境を越えて北朝鮮に入国して拘束され、4月に労働教化刑8年と70万ドル(約6000万円)相当の罰金刑を言い渡されていた。
KCNAはまた、カーター氏は訪朝中、北朝鮮のナンバー2、金永南(キム・ヨンナム、Kim Yong-Nam)最高人民会議常任委員長と会談し、この席で金永南氏が6か国協議再開と朝鮮半島非核化の意思を伝えたとも報じた。(c)AFP
カーター・センターの声明によると、カーター氏の要請を受け、北朝鮮の金正日(Kim Jong-Il)総書記がゴメス氏に特赦を与え、釈放が実現したという。朝鮮中央通信(Korean Central News Agency、KCNA)は、「不法入国者の釈放は朝鮮民主主義人民共和国の人道主義と平和愛好的な政策の顕現だ」と報じた。
韓国で英語を教えていたアフリカ系米国人のゴメス氏は今年1月、許可を得ずに中朝国境を越えて北朝鮮に入国して拘束され、4月に労働教化刑8年と70万ドル(約6000万円)相当の罰金刑を言い渡されていた。
KCNAはまた、カーター氏は訪朝中、北朝鮮のナンバー2、金永南(キム・ヨンナム、Kim Yong-Nam)最高人民会議常任委員長と会談し、この席で金永南氏が6か国協議再開と朝鮮半島非核化の意思を伝えたとも報じた。(c)AFP