【8月25日 AFP】サマンサ・キャメロン(Samantha Cameron)英首相夫人(39)が24日、2700グラムの女の子を出産した。英国で任期中の首相に子どもが生まれたのは、この160年で2回目となる。

 トゥルーロ(Truro)のロイヤル・コーンウォール病院(Royal Cornwall Hospital)で24日正午ごろ、帝王切開で出産した。

 デービッド・キャメロン(David Cameron)首相(43)は、「信じられないほどに美しい女の子」の出産に「ものすごくワクワクした」と語った。一方、当初の出産予定日より早く、イングランド南西部のコーンウォール(Cornwall)での夏の休暇中に出産したことは「少しショッキングだった」と語った。3月に妊娠が発表された際には、出産予定日は9月だった。

 キャメロン首相は、病院の外で記者団に「(サマンサ夫人は)ここ数日間陣痛が度々起きていたので、病院で検査してもらおうと思った」と語った。その後出産の準備に入り、「正午ごろに赤ちゃんが産まれた」と述べた。

 キャメロン夫妻には、すでに6歳の娘のナンシー(Nancy Cameron)ちゃんと、4歳の息子のアーサー(Arthur Cameron)ちゃんがいる。最初の子どもだったイバン(Ivan Cameron)ちゃんは、脳性麻痺と重度のてんかんを患い、前年2月、6歳で急逝した。子どもたちは全員帝王切開による出産だった。(c)AFP/Robin Millard