【8月23日 AFP】11月のハイチ大統領選で、同国選挙管理委員会に立候補届け出を却下された人気ヒップホップ歌手のワイクリフ・ジョン（Wyclef Jean）氏が22日、決定を不服として、23日にも異議申し立てする方針を示した。

　ジョン氏は当初、選管の決定を受け入れる意向を示していたが、22日、マイクロブログサービス「ツイッター（Twitter）」に「法律が定めるすべての要件を満たしている。法は尊重されなければならない」と書き込んだ。方針変更の理由や居住要件の問題については触れなかった。

　同氏はニューヨーク（New York）に住んでいるが、9歳までハイチで育った。大地震前に数回ハイチを訪れ、スラム街の暴力撲滅や恵まれない人たちの支援に取り組んでいた。(c)AFP

【関連記事】米歌手ワイクリフ・ジョン、ハイチ大統領選への立候補認められず
【関連記事】米歌手のワイクリフ・ジョン、ハイチ大統領選に立候補