イスラエルとパレスチナ、直接交渉再開へ
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【8月21日 AFP】ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官は20日、イスラエルとパレスチナが、パレスチナ独立国家の建国で1年以内に合意することを目指し、直接和平交渉を9月初旬に米国で再開すると発表した。
イスラエルとパレスチナの直接交渉は20か月ぶり。9月2日に、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相とパレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmud Abbas)議長が米ワシントンD.C.(Washington D.C.)で直接交渉する。会談にはクリントン国務長官も同席する。
その前日の9月1日には、中東和平を政権の優先事項に上げているバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が、ネタニヤフ首相、アッバス議長と個別会談を開く。また、同日、オバマ大統領は、クリントン長官が「決定的に重要な役割を担う」と述べるエジプトのホスニ・ムバラク(Hosni Mubarak)大統領とヨルダンのアブドラ・ビン・フセイン国王(King Abdullah II)とも相次いで会談する。
直接交渉は中東和平を仲介する国連と米国、欧州連合(EU)、ロシアの4者が支援する。クリントン長官は、イスラエルの安全やパレスチナ国家の国境画定、パレスチナ難民問題、双方が首都と主張するエルサレム(Jerusalem)の将来的地位などの「すべての最終地位問題を解決するための直接交渉を再開する。1年以内にすべてが解決すると考えている」と述べた。(c)AFP/Lachlan Carmichael
イスラエルとパレスチナの直接交渉は20か月ぶり。9月2日に、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相とパレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmud Abbas)議長が米ワシントンD.C.(Washington D.C.)で直接交渉する。会談にはクリントン国務長官も同席する。
その前日の9月1日には、中東和平を政権の優先事項に上げているバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が、ネタニヤフ首相、アッバス議長と個別会談を開く。また、同日、オバマ大統領は、クリントン長官が「決定的に重要な役割を担う」と述べるエジプトのホスニ・ムバラク(Hosni Mubarak)大統領とヨルダンのアブドラ・ビン・フセイン国王(King Abdullah II)とも相次いで会談する。
直接交渉は中東和平を仲介する国連と米国、欧州連合(EU)、ロシアの4者が支援する。クリントン長官は、イスラエルの安全やパレスチナ国家の国境画定、パレスチナ難民問題、双方が首都と主張するエルサレム(Jerusalem)の将来的地位などの「すべての最終地位問題を解決するための直接交渉を再開する。1年以内にすべてが解決すると考えている」と述べた。(c)AFP/Lachlan Carmichael