【8月16日 AFP】イスラエルのエフド・バラク(Ehud Barak)国防相は15日、次世代戦闘機「F35F-35 Joint Strike FighterJSF)」の調達を承認した。空軍の戦力強化がねらい。

 国防省の発表した声明によると、バラク国防相は、F35の調達を求める空軍の要請を「大筋で承認」した。

 同国日刊紙イディオト・アハロノト(Yediot Aharonot)によると、まずは20機を調達する。調達額は約27億5000万ドル(約2400億円)。

 調達は閣議で最終承認をされる必要がある。承認されれば、イスラエルで過去最高額の兵器調達となる。

 F35は、米航空宇宙器機大手ロッキード・マーチン(Lockheed Martin)の製造する戦闘機。F35の調達でイスラエルはステルス技術を獲得し、敵対する諸国に対し、航空戦力の優位性を確保することになる。(c)AFP