金総書記の隠し資産、ジョンウン氏へ贈与の動き
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【7月29日 AFP】韓国のラジオ放送「開かれた北朝鮮放送(Open Radio for North Korea)」は28日、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記(68)が自分の隠し資産を、後継者と目されている三男、金ジョンウン(Kim Jong-Un)氏(27)に贈与しようとしていると報じた。
同放送によるとこの贈与の手配をしているのは、金総書記の側近で、国外にある総書記の秘密資産の管理を任されているとみられ、4月に駐スイス大使を退いた李哲(リ・チョル、Ri Chol)氏だという。
金総書記の個人資産は、経済不況と北朝鮮に対する国際社会の制裁が原因で、目減りしていると専門家はみている。
08年8月に総書記が脳卒中に倒れて以降、ジョンウン氏が後継者になる準備が進められていると各地で報道されている。めったに開かれることのない朝鮮労働党の党代表者会が9月に予定されており、北朝鮮専門家の中には、この会議でジョンウン氏が後継者に指名されるとの見方もある。(c)AFP
同放送によるとこの贈与の手配をしているのは、金総書記の側近で、国外にある総書記の秘密資産の管理を任されているとみられ、4月に駐スイス大使を退いた李哲(リ・チョル、Ri Chol)氏だという。
金総書記の個人資産は、経済不況と北朝鮮に対する国際社会の制裁が原因で、目減りしていると専門家はみている。
08年8月に総書記が脳卒中に倒れて以降、ジョンウン氏が後継者になる準備が進められていると各地で報道されている。めったに開かれることのない朝鮮労働党の党代表者会が9月に予定されており、北朝鮮専門家の中には、この会議でジョンウン氏が後継者に指名されるとの見方もある。(c)AFP