ランチは一緒にハンバーガー、米露首脳 経済強調拡大で合意
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【6月25日 AFP】ロシアのドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)大統領とバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は24日、ホワイトハウスで会談し、経済面での協調拡大を確認。会談後の記者会見でオバマ大統領が「冷戦時代に構築されたホットラインを切断すべき時がきた」と冗談を飛ばす一幕も見られた。
4月に新核軍縮条約を結んだ両国にとって、今回の会談は貿易・投資面での新たな関係構築に重点が置かれたものとなった。まず、メドベージェフ大統領が、安全衛生基準をめぐり中断していた米国からの家禽(かきん)肉輸入再開を表明。これを受けてオバマ大統領は、ロシアの世界貿易機関(World Trade Organisation、WTO)加盟に向けて両国政府間の交渉を加速させる意向を示した。
雇用対策が難航しているオバマ大統領は、ロシアからボーイング(Boeing)機50機、40億ドル(約3600億円)相当を受注したことも明らかにした。これにより4万4000人の雇用創出が見込まれる。
■一緒にハンバーガーほおばる
なお、今回の会談では、2人の関係が個人レベルでも「あたたかなもの」であることを報道陣に示すための注意深い演出が随所に見られた。
オバマ大統領は会談後、郊外のアーリントン(Arlington)にあるお気に入りのハンバーガー店にメドベージェフ大統領を招待。仲良くチーズバーガーをほおばった。
その後、シークレットサービスの狙撃手らが付近の建物の屋根から周囲をうかがう中、2人は米商工会議所までぶらりと散歩にでかけた。(c)AFP/Stephen Collinson
4月に新核軍縮条約を結んだ両国にとって、今回の会談は貿易・投資面での新たな関係構築に重点が置かれたものとなった。まず、メドベージェフ大統領が、安全衛生基準をめぐり中断していた米国からの家禽(かきん)肉輸入再開を表明。これを受けてオバマ大統領は、ロシアの世界貿易機関(World Trade Organisation、WTO)加盟に向けて両国政府間の交渉を加速させる意向を示した。
雇用対策が難航しているオバマ大統領は、ロシアからボーイング(Boeing)機50機、40億ドル(約3600億円)相当を受注したことも明らかにした。これにより4万4000人の雇用創出が見込まれる。
■一緒にハンバーガーほおばる
なお、今回の会談では、2人の関係が個人レベルでも「あたたかなもの」であることを報道陣に示すための注意深い演出が随所に見られた。
オバマ大統領は会談後、郊外のアーリントン(Arlington)にあるお気に入りのハンバーガー店にメドベージェフ大統領を招待。仲良くチーズバーガーをほおばった。
その後、シークレットサービスの狙撃手らが付近の建物の屋根から周囲をうかがう中、2人は米商工会議所までぶらりと散歩にでかけた。(c)AFP/Stephen Collinson