臭いけど・・・珍味救って、スウェーデン農相が欧州委員に要請
このニュースをシェア
【6月24日 AFP】スウェーデンのエスキル・エーランソン(Eskil Erlandsson)農相は22日、同国を訪問中の欧州委員会のジョン・ダリ(John Dalli)保健・消費者保護担当委員にスウェーデンで一番愛され、嫌われてもいる発酵した臭いニシンの珍味「スーシトレンミング(Surstroemming)」を救って欲しいと訴えた。
欧州連合(EU)の規定では、ダイオキシン濃度が高いためバルト海(Baltic sea)で水揚げされる魚の販売が禁止されているが、スウェーデンとフィンランドは特例で認められている。しかしその特例措置が2011年末に期限を迎えるため、エーランソン農相がダリ委員に要請することとなった。
エーランソン農相の広報担当は「農相は委員にスーシトレンミングがスウェーデンの文化遺産として重要であること、またスーシトレンミングを作り続けることの重要性を説明した」と話した。
ダリ委員がこの伝統珍味を試食したどうかと尋ねられたエーランソン農相は、スウェーデンTT通信によると「彼(ダリ委員)の同僚が食べないほうがよいと言っていた」と答えたという。(c)AFP
欧州連合(EU)の規定では、ダイオキシン濃度が高いためバルト海(Baltic sea)で水揚げされる魚の販売が禁止されているが、スウェーデンとフィンランドは特例で認められている。しかしその特例措置が2011年末に期限を迎えるため、エーランソン農相がダリ委員に要請することとなった。
エーランソン農相の広報担当は「農相は委員にスーシトレンミングがスウェーデンの文化遺産として重要であること、またスーシトレンミングを作り続けることの重要性を説明した」と話した。
ダリ委員がこの伝統珍味を試食したどうかと尋ねられたエーランソン農相は、スウェーデンTT通信によると「彼(ダリ委員)の同僚が食べないほうがよいと言っていた」と答えたという。(c)AFP