オランダ下院選、「反移民」の極右政党が躍進
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【6月10日 AFP】9日投票が行われたオランダ下院選(定数150)は、オランダ放送協会(ANP)が同日夜に伝えた暫定集計結果(開票率21%)によると、中道右派の野党・自由民主党(VVD)と中道左派の労働党(PvdA)がそれぞれ31議席を獲得する激戦となっている。
一方、イスラム教国からの移民受け入れ拒否とモスク新規建設禁止を訴える極右・自由党(Party for Freedom、PVV)は、改選前の9議席から、これまでに23議席を獲得する躍進を見せている。
マーケティング調査会社シノベイト(Synovate)による出口調査では、ヤンペーター・バルケネンデ(Jan Peter Balkenende)首相率いるキリスト教民主勢力(CDA)は改選前から19議席減の22議席となる見込みで、第4党に転落する見通しだ。CDAは、第2次大戦後ほぼ一貫して政権の座にある。(c)AFP/Mariette le Roux
一方、イスラム教国からの移民受け入れ拒否とモスク新規建設禁止を訴える極右・自由党(Party for Freedom、PVV)は、改選前の9議席から、これまでに23議席を獲得する躍進を見せている。
マーケティング調査会社シノベイト(Synovate)による出口調査では、ヤンペーター・バルケネンデ(Jan Peter Balkenende)首相率いるキリスト教民主勢力(CDA)は改選前から19議席減の22議席となる見込みで、第4党に転落する見通しだ。CDAは、第2次大戦後ほぼ一貫して政権の座にある。(c)AFP/Mariette le Roux