【6月6日 AFP】米国のロバート・ゲーツ(Robert Gates)国防長官は6日、シンガポールで同日閉幕したアジア安全保障会議に合わせて開催された日米韓防衛首脳会談で、韓国の哨戒艦を沈没させたとされる北朝鮮がさらなる挑発行動にでる可能性があると述べた。

 ゲーツ国防長官は、関係国が一致した行動をとることが重要だと述べたが、米国とその同盟国の選択肢は限られていることも認めた。

 ゲーツ長官は英国放送協会(BBC)が6日伝えたインタビューでも、「北朝鮮に対する外国の姿勢や北朝鮮国民の窮状を北朝鮮指導部が真剣に受け止めない限り、軍事力にでも訴えるのでなければできることはほとんどない。そして軍事力の行使を望む人は誰もいない」と語っていた。(c)AFP/Dan De Luce