一部の暴徒が残留、警戒続く デモ終結後のバンコク
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【5月20日 AFP】タイの首都バンコク(Bangkok)中心部を占拠していたタクシン・シナワット(Thaksin Shinawatra)元首相派「反独裁民主統一戦線(UDD)」(通称「赤シャツ隊」)に対する当局の強制排除と、UDDのデモ終結宣言から一夜明けた20日、タイ当局は「武装した暴徒」がまだ周辺の高層ビルや寺院に立てこもっていると警告を発した。
タイ軍の広報官は立てこもっている人数は把握できてないとしながらも、女性や子どもを含む抗議の参加者数千人が前夜避難し夜を明かした寺院に、暴徒化した一部が武器を持って隠れているとの見方を示した。
抗議デモの参加者の大半は解散したが、一部の暴徒化した参加者たちがバンコク周辺で乱暴行為や放火を続けたため当局は前夜、タイ全土の約3分の1に夜間外出禁止令を発令した。
20日にバンコクの商業地区の中心、ラチャプラソン(Ratchaprasong)交差点を取材したAFP特派員によると、警察や軍兵士が検問やパトロールを行っており、落ち着いた状況だという。(c)AFP
タイ軍の広報官は立てこもっている人数は把握できてないとしながらも、女性や子どもを含む抗議の参加者数千人が前夜避難し夜を明かした寺院に、暴徒化した一部が武器を持って隠れているとの見方を示した。
抗議デモの参加者の大半は解散したが、一部の暴徒化した参加者たちがバンコク周辺で乱暴行為や放火を続けたため当局は前夜、タイ全土の約3分の1に夜間外出禁止令を発令した。
20日にバンコクの商業地区の中心、ラチャプラソン(Ratchaprasong)交差点を取材したAFP特派員によると、警察や軍兵士が検問やパトロールを行っており、落ち着いた状況だという。(c)AFP