【5月6日 AFP】(一部更新)中国を訪問中の北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記が5日、北京(Beijing)で中国の胡錦濤(Hu Jintao)国家主席と会談し、6か国協議に復帰する用意があると伝えた。韓国の聯合ニュース(Yonhap news)が6日伝えた。

 4時間以上にもおよんだ会談で、胡主席は金総書記に6か国協議への復帰を要請。これを受け、金総書記が復帰の意思を示した。

 4年ぶりに訪中した金総書記は、中国側に北朝鮮への経済支援および投資を要請し、引き換えに、6か国協議への復帰を約束すると見られていた。

 また、金総書記は6日、温家宝(Wen Jiabao)首相と習近平(Xi Jinping)国家副主席と会談し、その後、胡主席と京劇を鑑賞するという。(c)AFP/Susan Stumme