金総書記、北京で中国国家主席と会談へ
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【5月4日 AFP】中国を訪問中の北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記は4日、首都北京(Beijing)に向かっている模様だ。韓国の聯合ニュース(Yonhap news)が同日伝えた。北朝鮮は国連(UN)による経済制裁に苦しんでおり、支援の要請と6か国協議再開に向けた協議が行われるとみられる。
聯合ニュースは匿名の情報筋の話として、金総書記は4日、中国北東部遼寧(Liaoning)省大連(Dalian)を車で出発し、その後特別列車に乗り換えて8~10時間かけて北京に向かう模様だと伝えた。
一部のアナリストは、金総書記の4年ぶりの訪中は、6か国協議再開に向けた兆候だと指摘する。北朝鮮の主要同盟国で、資金・食糧・燃料を支援している中国は、強硬路線をとる北朝鮮に圧力をかけられる数少ない国の1つとみられている。
一方で、46人が死亡した韓国海軍の哨戒艦の爆発・沈没をめぐり、韓国はその責任が北朝鮮にあると示唆しており、これが6か国協議再開の障害となるとの見方もある。
聯合ニュースによると、金総書記は北京で5日に中国の胡錦濤(Hu Jintao)国家主席と会談した後、釣魚台国賓館(Diaoyutai Guest House)に宿泊し、6日に帰国する見通しだという。
中国側の観光当局者は3日、金総書記が中国に到着したことを明らかにしているが、これまでのところ、中国・北朝鮮ともに金総書記の訪中に関する公式発表をしていない。(c)AFP
聯合ニュースは匿名の情報筋の話として、金総書記は4日、中国北東部遼寧(Liaoning)省大連(Dalian)を車で出発し、その後特別列車に乗り換えて8~10時間かけて北京に向かう模様だと伝えた。
一部のアナリストは、金総書記の4年ぶりの訪中は、6か国協議再開に向けた兆候だと指摘する。北朝鮮の主要同盟国で、資金・食糧・燃料を支援している中国は、強硬路線をとる北朝鮮に圧力をかけられる数少ない国の1つとみられている。
一方で、46人が死亡した韓国海軍の哨戒艦の爆発・沈没をめぐり、韓国はその責任が北朝鮮にあると示唆しており、これが6か国協議再開の障害となるとの見方もある。
聯合ニュースによると、金総書記は北京で5日に中国の胡錦濤(Hu Jintao)国家主席と会談した後、釣魚台国賓館(Diaoyutai Guest House)に宿泊し、6日に帰国する見通しだという。
中国側の観光当局者は3日、金総書記が中国に到着したことを明らかにしているが、これまでのところ、中国・北朝鮮ともに金総書記の訪中に関する公式発表をしていない。(c)AFP