【4月30日 AFP】総選挙が来週に迫った英国で29日、主要3政党の党首による最後のテレビ討論会が行われ、直後に行われた複数の支持率調査で最大野党・保守党のデービッド・キャメロン(David Cameron)党首が首位に立った。

 5つの支持率調査を平均すると、キャメロン党首が37%、野党第2党・自由民主党のニック・クレッグ(Nick Clegg)党首が32%、与党・労働党のゴードン・ブラウン(Gordon Brown)首相は25.6%という結果になった。

 なお、ブラウン首相が最下位ではなかった調査は、1つだけだった。

 この結果は、移民政策に「ケチ」をつけた支持者の女性を「頑固者」呼ばわりし、これがマイクに拾われてテレビで放映されてしまった前日の失態から挽回(ばんかい)できなかったことを示していると言える。(c)AFP

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