ベルギー首相が3度目の辞表提出、政権崩壊
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【4月23日 AFP】ベルギーのイブ・ルテルム(Yves Leterme)首相は22日、連立政権に参加するオランダ語圏のフラマン系リベラル政党Open VLDが連立離脱を決定したことを受け、国王アルベール2世(Albert II)に辞表を提出した。ベルギーは2か月後に欧州連合(EU)の議長国となる。このため国王は、政治危機は同国の欧州での役割に「深刻な影響を与えかねない」として、辞表を受理するか否かの即決を避けた。
ルテルム首相は、ヘルマン・ファンロンパウ(Herman Van Rompuy)前首相がEU大統領に選出されたことに伴い、前年就任したばかり。政権誕生からわずか5か月での崩壊となった。ルテルム首相が辞任を申し入れるのは今回で3回目となる。
ベルギーでは、オランダ語圏とフランス語圏の対立が長年続いており、Open VLDは同日、対立の象徴となっているブリュッセル(Brussels)首都圏の選挙区の分割をめぐり、5勢力でつくる連立政権からの離脱を決めた。(c)AFP/Paul Harrington
ルテルム首相は、ヘルマン・ファンロンパウ(Herman Van Rompuy)前首相がEU大統領に選出されたことに伴い、前年就任したばかり。政権誕生からわずか5か月での崩壊となった。ルテルム首相が辞任を申し入れるのは今回で3回目となる。
ベルギーでは、オランダ語圏とフランス語圏の対立が長年続いており、Open VLDは同日、対立の象徴となっているブリュッセル(Brussels)首都圏の選挙区の分割をめぐり、5勢力でつくる連立政権からの離脱を決めた。(c)AFP/Paul Harrington