「沖縄県民に配慮を」、米下院議員が普天間移設問題でアピール
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【4月15日 AFP】米民主党のデニス・クシニッチ(Dennis Kucinich)下院議員(オハイオ州選出)は14日、米軍普天間飛行場(Marine Corps Air Station Futenma、MCAS Futenma)の移設問題を進めるにあたっては日本への配慮が必要で、地元住民の反対を念頭に置く必要があると指摘した。
クシニッチ議員は国防歳出小委員会の委員長を務める同党のノーム・ディックス(Norm Dicks)下院議員あての書簡で、少女暴行事件など駐留米軍兵による犯罪に対する沖縄県民の不安を強調。また、名護市への基地移転は、騒音被害やサンゴ礁への影響が出る可能性を指摘し、「海外の米軍基地に対する歳出検討の際には、日本国民の懸念を考慮してほしい」と書いている。
2008年米大統領選挙の民主党指名候補を争ったクシニッチ議員は戦争批判で知られ、国内外の暴力を減らすために、内閣レベルの「Department of Peace(平和省)」の創設を提案している。(c)AFP
クシニッチ議員は国防歳出小委員会の委員長を務める同党のノーム・ディックス(Norm Dicks)下院議員あての書簡で、少女暴行事件など駐留米軍兵による犯罪に対する沖縄県民の不安を強調。また、名護市への基地移転は、騒音被害やサンゴ礁への影響が出る可能性を指摘し、「海外の米軍基地に対する歳出検討の際には、日本国民の懸念を考慮してほしい」と書いている。
2008年米大統領選挙の民主党指名候補を争ったクシニッチ議員は戦争批判で知られ、国内外の暴力を減らすために、内閣レベルの「Department of Peace(平和省)」の創設を提案している。(c)AFP