【4月14日 AFP】防衛省は13日、潜水艦2隻を含む中国海軍の艦艇10隻が10日夜、沖縄本島と宮古島(Miyako Island)間の公海上を通過したと発表した。

 防衛省によると、10日午後8時ごろ、海上自衛隊の護衛艦が沖縄本島と宮古島間を通過する中国海軍の艦艇10隻を確認した。艦艇の内訳は、潜水艦2隻のほか駆逐艦2隻、フリゲート艦3隻、補給艦1隻、潜水艦救難艦1隻、小型タグボート1隻。

 北沢俊美(Toshimi Kitazawa)防衛相はこれだけの規模の外国艦隊がこの海域を通過した例は過去にないと指摘し、「日本に対する何か意図があるのかないのかも含めてよく調べ、対応を検討したい」と述べた。(c)AFP