【3月31日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は30日、米NBCテレビに対し、ホワイトハウス(White House)での生活にすんなりと順応している2人の娘を褒めた。

 ホワイトハウスに引っ越して1年以上が経過したが、オバマ大統領はマリア(Malia Obama)ちゃん(11)とサーシャ(Sasha Obama)ちゃん(8)が私生活と人目にさらされた生活のバランスをうまく取っていることを誇りに思っていると語った。

「この1年半で最もうれしかったのは娘たちの適応だ。彼女たちは素晴らしい。学校生活もうまくいっている」

 大統領はまた、「娘たちに対する制約はそれほど強くない。周辺で遊ぶこともできるし、シークレットサービスの警護も控えめだ」と説明し、サッカーやバスケットボールもできるし、友人の家に泊まることもできると語った。

 また、時々、ホワイトハウスの3階で12人の少女たちが大声を出しながら遊んでいることも明かした。

 そんなオバマ大統領が心配するのは、娘たちが十代になった後だという。

「ただでさえ両親を恥ずかしがる年ごろなのに、父親が毎日紙面に載り、みんなからばか者呼ばわりされたらと思うと。少し心配になってくる」

 しかし一方で、大統領は娘たちが素晴らしい適応能力を持った子どもだということを知ったという。「わたしにとって最も重要なことは、彼女たちが誰に対しても礼儀正しく、気取ったりしないことだ。これは、そんなことを許さないミシェルのおかげだと思う」(c)AFP