【3月24日 AFP】米政治上の長年の懸案だった医療保険改革法案が23日、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領の署名により成立したが、その署名式典の際、失言癖で有名なジョー・バイデン(Joe Biden)副大統領が漏らした言葉が話題になっている。

 バイデン副大統領はホワイトハウス(White House)で行われた式典で、興奮気味にオバマ大統領にだけ聞こえるように「こいつはクソ大したもんだ(This is a big fucking deal)」とささやいた。

 ところが拍手が巻き起こっていたにもかかわらず、バイデン副大統領の発言は、テレビ局のマイクにしっかりと拾われてしまった。

 さっそくケーブルテレビのニュース専門チャンネルなどがこの場面をくり返し放送しているほか、あるインターネット起業家がこの言葉をTシャツにプリントしてネット上で販売している。

 ロバート・ギブス(Robert Gibbs)大統領報道官は、バイデン副大統領の発言を問題視せず、マイクロブログ「ツイッター(Twitter)」に「そうですね、副大統領、おっしゃるとおりです」と投稿している。(c)AFP/Stephen Collinson