米医療保険改革法案を下院も可決、成立へ
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【3月22日 AFP】(一部更新)米下院は21日、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領が成立を目指してきた医療保険改革法案を、賛成219票、反対212票で可決した。上下院を通過した同法案は同日、オバマ大統領に送付され、大統領の署名を経て成立する。
米史上初の「国民皆保険」制度の事実上の導入で、現在は無保険状態の米国民3200万人が新たに医療保険に加入し、65歳未満の保険加入率は95%に拡大する。
■「これが改革」とオバマ大統領
下院での可決を受け、オバマ大統領はホワイトハウス(White House)で会見を開き、「これが変革のあるべき姿だ」と述べるとともに、米国民は「歴史の要請に応えた」と称賛した。
やや疲れを見せながらもオバマ大統領は意気揚々とした口調で、法案通過は不可能だとの評論家らの見通しにもかかわらず、米国民は立場の違いを乗り越えたと指摘。「抜本的な改革ではないが、大きな改革だ」と述べ、法案の通過は「アメリカンドリームの土台にしっかりと置かれた礎石だ」と語った。(c)AFP
米史上初の「国民皆保険」制度の事実上の導入で、現在は無保険状態の米国民3200万人が新たに医療保険に加入し、65歳未満の保険加入率は95%に拡大する。
■「これが改革」とオバマ大統領
下院での可決を受け、オバマ大統領はホワイトハウス(White House)で会見を開き、「これが変革のあるべき姿だ」と述べるとともに、米国民は「歴史の要請に応えた」と称賛した。
やや疲れを見せながらもオバマ大統領は意気揚々とした口調で、法案通過は不可能だとの評論家らの見通しにもかかわらず、米国民は立場の違いを乗り越えたと指摘。「抜本的な改革ではないが、大きな改革だ」と述べ、法案の通過は「アメリカンドリームの土台にしっかりと置かれた礎石だ」と語った。(c)AFP