【3月15日 AFP】フランスで14日、地域圏議会選挙(2回投票制)の第1回投票が行われた。各出口調査では野党・社会党を中心とする左派が優勢で二コラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領の支持母体、与党・国民運動連合(UMP)は苦戦を強いられている。

 調査会社「TNS-Sofres」の出口調査によると、社会党の得票率30%に対しUMPは26.7%。同「Opinionway」では社会党が28.4%、UMPが27.3%となっている。

 同選挙は2012年の次期大統領選を前にサルコジ大統領の支持を計る最後の試金石となる。だが、21日に実施される第2回投票では、第1回投票で得票率が伸びなかった左派小政党の支持を社会党が取り付けることは確実で、社会党の勝利が濃厚となってきた。(c)AFP/Roland Lloyd Parry and Carole Landry