イランのアフマディネジャド大統領、アフガニスタンを初訪問
このニュースをシェア
【3月10日 AFP】イランのマフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領は10日、アフガニスタンを初めて訪問し、ハミド・カルザイ(Hamid Karzai)大統領と会談した。
会談後の共同記者会見でアフマディネジャド大統領は、アフガニスタン再建への協力を約束し、外国軍の駐留が同国に平和をもたらすとは思えないと述べた。
同じ日にアフガニスタンを訪問していた米国のロバート・ゲーツ(Robert Gates)国防長官がかねてから、イランはアフガニスタンに裏表のある対応をしていると非難していることについて質問されたアフマディネジャド大統領は、「1万2000キロも離れた世界の反対側にある国(米国)がここで何をしているのか。世界の反対側ですよ。これは深刻な疑問だ」と述べ、「米国こそ裏表のある行動をとっている。彼らは自分たちでテロリズムを作り出しておきながら、『テロとの戦い』などと言っている」と語った。
米国とイランは対立しているが、1996年から2001年に米国などのアフガニスタン進攻で政権の座を追われるまでアフガニスタンを支配していたイスラム教スンニ派のタリバン(Taliban)は、米国はもちろん、シーア派のイランも敵だと宣言している。(c)AFP/Waheedullah Massoud
会談後の共同記者会見でアフマディネジャド大統領は、アフガニスタン再建への協力を約束し、外国軍の駐留が同国に平和をもたらすとは思えないと述べた。
同じ日にアフガニスタンを訪問していた米国のロバート・ゲーツ(Robert Gates)国防長官がかねてから、イランはアフガニスタンに裏表のある対応をしていると非難していることについて質問されたアフマディネジャド大統領は、「1万2000キロも離れた世界の反対側にある国(米国)がここで何をしているのか。世界の反対側ですよ。これは深刻な疑問だ」と述べ、「米国こそ裏表のある行動をとっている。彼らは自分たちでテロリズムを作り出しておきながら、『テロとの戦い』などと言っている」と語った。
米国とイランは対立しているが、1996年から2001年に米国などのアフガニスタン進攻で政権の座を追われるまでアフガニスタンを支配していたイスラム教スンニ派のタリバン(Taliban)は、米国はもちろん、シーア派のイランも敵だと宣言している。(c)AFP/Waheedullah Massoud