【3月6日 AFP】国連(UN)の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長の広報室は5日、地震に見舞われたチリを訪問中の潘事務総長が、7日投票のイラク連邦議会選(定数325、任期4年)は「イラク復興に向けた重要な一里塚」だとしてイラクの有権者に呼投票するよう呼びかけたと発表した。

 イラクで連邦議会選が行われるのは、2003年にサダム・フセイン(Saddam Hussein)元大統領が追放された後としては2005年12月に続き2度目。投票日が近づいたイラクではこのところ自爆攻撃が相次ぎ、数十人が死亡している。1つの政党が過半数の議席を獲得するのは難しいとみられており、連立政権樹立に向けた選挙後の党派間の駆け引きは長引くとみられている。(c)AFP