【3月5日 AFP】鳩山由紀夫(Yukio Hatoyama)首相は4日夜、米軍普天間飛行場(Marine Corps Air Station FutenmaMCAS Futenma)の移設問題について、「最終的に時間が足りなくなる懸念があるので、3月中のいずれかの時点では政府の考え方をまとめなければならない」と述べ、5月末の決着期限を前に、月内に移設先の政府案をとりまとめる考えを示した。

 首相が政府案の取りまとめ時期を明言したのは初めて。

 5日には岡田克也(Katsuya Okada)外相とジェームズ・スタインバーグ(James Steinberg)米国務副長官の会談が予定されており、この問題が協議されるとみられる。(c)AFP