【2月26日 AFP】鳩山由紀夫(Yukio Hatoyama)首相は25日、国際結婚の破たんに伴う一方的な子供の連れ去りの解決ルールを定めた「国際的な子供の奪取に関するハーグ条約」への加盟について前向きな姿勢を示した。

 しかし同時に6月中旬に会期末を迎える今国会での批准は難しいとの見方も示した。

 活動家らによると、日本人との国際結婚が破たんした数千人の外国人が、日本で暮らす子どもの接触機会を失ったままだという。日本の裁判所がこのようなケースで、外国人の親に親権を与えることは事実上ないという。主要7か国(G7)でハーグ条約に加盟していなのは日本のみ。(c)AFP