審議難航の医療保険改革法案、オバマ大統領が新提案
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【2月23日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は22日、議会での審議が難航している医療保険改革法案をめぐり、上下両院で可決した法案に基づく独自の改革案を発表した。
独自案は、新たに3100万人の保険加入を目指すとし、保険料の高騰を防ぐための規制強化などを盛り込んだ。政府主導の公的保険については言及していない。
医療保険改革法案をめぐっては、前年末に上下両院が別々の案を採択。前月民主党が上院で安定多数の60議席を失って以来、審議は行き詰まりを見せていた。共和党は、11月の中間選挙を前に、同法案を阻止する態度を崩していない。
オバマ大統領にとって法案通過に向けた最後のチャンスとなるかもしれない25日に開催される超党派の会議で、共和党幹部の賛同を取り付けたい意向だ。会議はテレビ中継される予定。(c)AFP/Tangi Quemener
独自案は、新たに3100万人の保険加入を目指すとし、保険料の高騰を防ぐための規制強化などを盛り込んだ。政府主導の公的保険については言及していない。
医療保険改革法案をめぐっては、前年末に上下両院が別々の案を採択。前月民主党が上院で安定多数の60議席を失って以来、審議は行き詰まりを見せていた。共和党は、11月の中間選挙を前に、同法案を阻止する態度を崩していない。
オバマ大統領にとって法案通過に向けた最後のチャンスとなるかもしれない25日に開催される超党派の会議で、共和党幹部の賛同を取り付けたい意向だ。会議はテレビ中継される予定。(c)AFP/Tangi Quemener