【2月22日 AFP】米保守派の間で2012年大統領選の共和党候補として最も人気の高いのは、08年の米大統領選で副大統領候補だったサラ・ペイリン(Sarah Palin)前アラスカ(Alaska)州知事(45)ではなく、ロン・ポール(Ron Paul)下院議員(74、テキサス州選出)であることが分かった。

 米国の共和党保守派の全国大会「保守政治活動会議(Conservative Political Action ConferenceCPAC)」がこのほど、約2000人の参加者を対象に投票調査を行ったところ、ポール下院議員の支持率が31%でトップとなった。

 2位は、過去の調査で3年連続1位だったミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事の22%。ペイリン氏は支持率7%の3位で、人気の低さを露呈した。

 その他の質問では、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領の手腕に98%が不満を示す一方、下院で過半数を割った共和党の業績にも62%が満足していないことが分かった。

 CPACは、64%が男性メンバーで、18歳から25歳のメンバーが54%を占める。(c)AFP