【2月19日 AFP】北朝鮮は19日、経済支援の見返りに核兵器を放棄することはないと宣言するとともに、まず米国が「敵対政策」を変えるべきだとの考えを表明した。国営朝鮮中央通信(Korean Central News AgencyKCNA)が伝えた。

 KCNAは、北朝鮮の核爆弾は自衛のために開発したもので、「他国を脅したり経済支援や見返りを受けるためのものではない」と主張。

 北朝鮮が経済的見返りと引き換えに核爆弾を放棄するという考えは「間違った判断」であり、「(米国が)敵対政策や、北朝鮮に対して核の脅威を振りかざす行為をやめない限り、たとえ地球が破滅しても核兵器を放棄することはない」と述べた。(c)AFP