ウクライナ大統領選、親ロシア派の前首相が当選確実
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【2月9日 AFP】7日に行われたウクライナ大統領選挙の決選投票は8日、開票がほぼ終了し、親ロシア派の野党地域党(Regions Party)党首ビクトル・ヤヌコビッチ(Viktor Yanukovich)前首相が親欧米派のユリヤ・ティモシェンコ(Yulia Tymoshenko)首相に小差で勝利することが確実になった。
中央選管によると、開票率99.2%時点の得票率はヤヌコビッチ前首相が48.76%、ティモシェンコ首相が45.66%となっている。
ヤヌコビッチ氏は2004年の前回選挙では、不正に抗議する市民の「オレンジ革命(Orange Revolution)」で敗北した。同氏の当選により親欧米路線は転機を迎える。
ティモシェンコ首相は今のところ沈黙を守っているが、選挙不正を訴えて政治的緊張が高まることも予想される。一方で欧州安保協力機構(Organisation for Security and Cooperation in Europe、OSCE)などの国際選挙監視団は8日、「選挙は民主的に実施された」と評価する声明を発表。欧州連合(EU)も、新大統領と協調していく用意があるとの意向を示した。(c)AFP/Stuart Williams
中央選管によると、開票率99.2%時点の得票率はヤヌコビッチ前首相が48.76%、ティモシェンコ首相が45.66%となっている。
ヤヌコビッチ氏は2004年の前回選挙では、不正に抗議する市民の「オレンジ革命(Orange Revolution)」で敗北した。同氏の当選により親欧米路線は転機を迎える。
ティモシェンコ首相は今のところ沈黙を守っているが、選挙不正を訴えて政治的緊張が高まることも予想される。一方で欧州安保協力機構(Organisation for Security and Cooperation in Europe、OSCE)などの国際選挙監視団は8日、「選挙は民主的に実施された」と評価する声明を発表。欧州連合(EU)も、新大統領と協調していく用意があるとの意向を示した。(c)AFP/Stuart Williams