【1月27日 AFP】米政府は、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が27日に議会で行う一般教書演説について、一般の人からの質問を動画共有サイトユーチューブ(YouTube)で受け付け、来週ネット上で開催するイベントで大統領自身が質問に答えると発表した。

 ホワイトハウス(White House)のニューメディア責任者、メイコン・フィリップス(Macon Phillips)氏がホワイトハウスのブログで明らかにしたところによると、質問は27日午後9時(日本時間28日午前11時)の演説開始後からYouTube.com/CitizenTubeで受け付ける。

 オバマ大統領が大統領選の選挙戦で、インターネットを縦横に駆使したことは記憶に新しい。米政府は前週、大統領の活動をとらえた動画をリアルタイムで視聴できるアップル(Apple)の携帯電話端末iPhone(アイフォーン)用の無料アプリを公開している。

 フィリップス氏は、米政府はこのアプリなどのテクノロジーを利用して1人でも多くの人に大統領の演説を届けたいと考えているとともに、大統領に直接、意見を伝える手段を国民に提供したいと考えているとしている。(c)AFP

【参考】YouTube.com/CitizenTube(英語)