「先制攻撃発言は宣戦布告」、北朝鮮が韓国国防相の発言を非難
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【1月24日 AFP】韓国の金泰栄(キム・テヨン、Kim Tae-Young)国防相が「北朝鮮が核攻撃の兆候を見せれば韓国は先制攻撃を加える」と発言したことを受けて、北朝鮮の朝鮮人民軍(Korean People's Army)は24日、「宣戦布告だ」と韓国を批判する声明を発表した。北朝鮮の国営朝鮮中央通信(Korean Central News Agency、KCNA)が報じた。
同紙によると、北朝鮮の当局は「韓国の傀儡(かいらい)政権が何らかの攻撃を試みた場合、我々は即座に徹底的な軍事行動を起こし、韓国軍の司令部など主要目標を破壊する」と述べている。
金国防相は20日、韓国のソウル(Seoul)市内で開かれたシンポジウムで「北朝鮮から核攻撃を受けてからでは遅すぎるし、被害も大きくなりすぎるだろう」と述べ、北朝鮮から核攻撃を受ける兆候があれば先制攻撃に出る意向だと発言した。金国防相は合同参謀本部議長だった2008年にも同様の発言をしている。(c)AFP
同紙によると、北朝鮮の当局は「韓国の傀儡(かいらい)政権が何らかの攻撃を試みた場合、我々は即座に徹底的な軍事行動を起こし、韓国軍の司令部など主要目標を破壊する」と述べている。
金国防相は20日、韓国のソウル(Seoul)市内で開かれたシンポジウムで「北朝鮮から核攻撃を受けてからでは遅すぎるし、被害も大きくなりすぎるだろう」と述べ、北朝鮮から核攻撃を受ける兆候があれば先制攻撃に出る意向だと発言した。金国防相は合同参謀本部議長だった2008年にも同様の発言をしている。(c)AFP