【1月19日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は18日、ハイチ大地震の米国災害対策本部となっている米国赤十字社(American Red Cross)本部を訪問した際、マイクロブログサービス「ツイッター(Twitter)」へ「初投稿」をした。

 オバマ大統領とミシェル(Michelle Obama)夫人は、ハイチへの人道支援活動の調整に協力するスタッフやボランティアを激励した。

 米国赤十字社のBonnie McElveen-Hunter理事会会長と同本部を訪れたオバマ氏は、「すばらしい仕事をしてくれてありがとう。それを言いにきただけです」と述べた。

 オバマ氏は、ハイチの首都ポルトープランス(Port-au-Prince)の大きな地図が壁に貼ってある部屋を歩き回り、メディア担当チームの前で立ち止まると、ちょうどツイッター上に入力されていたメッセージを読み、送信ボタンをクリックした。「オバマ大統領とファーストレディーが、たったいま、災害対策本部に来ています」

 この投稿に続いて、米国赤十字社のツイッターには、「さきほどのツイート(つぶやき)は、オバマ大統領が送信しました。オバマ氏の初ツイートです!」とのつぶやきが掲載された。

 オバマ政権は、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「フェースブック(Facebook)」などに演説を生中継するなど、ウェブの活用で高い評価を得ている。また、米ホワイトハウス(White House)も、ツイッターにアカウントを持っている。しかし、これまで、オバマ氏本人はツイッターを使ったことがなかったようだ。(c)AFP