ウクライナ大統領選、ティモシェンコ首相らによる決選投票へ
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【1月18日 AFP】ウクライナ大統領選挙の投票が17日に行われ、出口調査の結果、現職のビクトル・ユーシェンコ(Viktor Yushchenko)大統領が破れ、ビクトル・ヤヌコビッチ(Viktor Yanukovych)元首相とユリア・ティモシェンコ(Yulia Tymoshenko)首相による決選投票が行われる見通しになった。
2004年のオレンジ革命(Orange Revolution)のきっかけとなった大統領選で不正を行ったとされる親ロシア派のヤヌコビッチ氏が首位、ユーシェンコ大統領とともにオレンジ革命を率いたが後に大統領と対立しロシアとのより実利的な関係を主張するティモシェンコ首相が2位となった。
しかし、ヤヌコビッチ氏が過半数を獲得できなかったため、選挙期間中、互いを辛らつに非難し合った同氏とティモシェンコ氏の間で2月7日に決選投票が行われることになった。
ユーシェンコ大統領の得票率はわずか6%で、オレンジ革命が当時革命を支持した人々の夢を実現できなかったことに対する不満を反映する形となった。
出口調査によれば、ヤヌコビッチ氏とティモシェンコ氏の得票率はそれぞれ32%と27%、別の調査では35%と26%だった。選挙委員会は、投票率を67%と発表。得票率の公式結果は18日にも発表される。(c)AFP/Stuart Williams
2004年のオレンジ革命(Orange Revolution)のきっかけとなった大統領選で不正を行ったとされる親ロシア派のヤヌコビッチ氏が首位、ユーシェンコ大統領とともにオレンジ革命を率いたが後に大統領と対立しロシアとのより実利的な関係を主張するティモシェンコ首相が2位となった。
しかし、ヤヌコビッチ氏が過半数を獲得できなかったため、選挙期間中、互いを辛らつに非難し合った同氏とティモシェンコ氏の間で2月7日に決選投票が行われることになった。
ユーシェンコ大統領の得票率はわずか6%で、オレンジ革命が当時革命を支持した人々の夢を実現できなかったことに対する不満を反映する形となった。
出口調査によれば、ヤヌコビッチ氏とティモシェンコ氏の得票率はそれぞれ32%と27%、別の調査では35%と26%だった。選挙委員会は、投票率を67%と発表。得票率の公式結果は18日にも発表される。(c)AFP/Stuart Williams